【このブログ記事の内容で分かる事】
フリマサイトで見かけるマイクラ風「LEDコンパス」の正体。

みなさんはマインクラフトでコンパスを使うことはありますか?
初期スポーン地点を把握するためやロードストーンと組み合わせてオリジナルのコンパスにしたり、
近年追加されたリカバリーコンパスなんて代物もありますね(あまり使ってないけど)
今回、メルカリバイオームを彷徨っていた私の目に飛び込んできたのは、いかにも『非公式です!』というオーラを放つマイクラ風LEDコンパス。怪しさ満点!出品者ごとに異なる説明文!
一度気になりだすと「この値段なら話のネタに買ってみてもいいかぁ…」 なんて思ってしまった私はいつの間にか「…ポチッ」
届いた瞬間、「わぁ!…ツッコミどころ満載」それが正直な感想でした。
しかしスイッチを入れた瞬間、ドット絵(ピクセルアート)のような粗いLEDがくるくると回り始め その健気な光を見ていたら、かつて登山レースで握りしめていたSILVAのコンパスと並べてみたい衝動に…
登山用コンパス vs メルカリで買った光るおもちゃ。 果たしてこのコンパスは 私を正しいルートへと導いてくれるのでしょうか?
それとも本当にただの『光るおもちゃ』なのでしょうか? 徹底検証してみました。
【登場人物+α】

マイクラが好きすぎてマイクラアニメーション制作にハマっている人
最近はマイクラグッズやガジェット集めにもハマってる

作者がアニメ制作に転向したため”超”がつくほど出番が減ったMOB
マイクラ風LEDコンパスの重さと質感は …ちゃっちい?
ポチって数日、手元に届いた”それ”を手に取った率直な感想…
上記見出しの通り

…うーん、ちゃっちい。
持った瞬間に分かる質感というか軽さというか…
計ってみるとコンパス自体の重量は約26g
耐久性に不安が残る作りは否めません。
スイッチ周辺の隙間もかなり空いているので万が一水没でもしたらその時点でお亡くなりは確実。

あとスイッチそのものが頼りない感じで 例えるなら”茹でる前のそうめん”といい勝負な細さ。
力加減を間違えるとスイッチON!で二度とOFFにできなくなりそうなスリルがあります。

あとこれはコンパス本体に関係ないですが付属の充電用USBがデフォルトで曲がってました
昨今予備のUSBケーブルなんてたくさん所持してるので良いっちゃ良いのですが
充電用のケーブルが付属しているので電源は電池ではなく充電式になっています。

形状はUSBタイプCでした
スイッチを入れると …意外にもちゃんとコンパス!?
第一印象のネガティブな感想ばっかり羅列してしまいましたが
兎にも角にも実際にスイッチを入れてコンパスとしての実力?を見てみましょう。

スイッチを入れるとしっかりとマインクラフトのコンパスとほぼ同じドットでLEDが点灯します。
これはマイクラ好きとしてテンション上がります↑↑
起動直後はコンパスの針(LED)が一周する演出があり それが終わると針が一定の方向を指すように挙動します。
…で、この後が一番重要
このマイクラ風コンパスは実際に北(磁北※)を指すのでしょうか…
※コンパスはまっすぐ北を指すのではなく 地球の磁場の影響で少しずれた北である「磁北」を指します。
それとももしかして私の生まれ故郷のスポーン地点を指すのでしょうか…
はたまたその時の気分で適当な方向を示すただの光るおもちゃなのでしょうか…

個人的には 手に持った人の出身地(≒スポーン地点)を自動で分析して指し示してくれるなんてしてくれたらもうロマンの塊だなぁっと考えたり
登山用のSILVAのコンパスと並べてみます。

…おぉ!なんか本当に登山用のコンパスと同じ磁北を指しているように見えます!
試しに双方のコンパスを回転しても 針の先端は同じ方向、磁北を指しているようです!
実はこのLEDコンパス、複数の出品者が扱っておりそれぞれの販売ページには
「一応北を指す」「北を指さずくるくる回るだけ」「下方向を指すだけ?」と商品説明が錯綜していたので
私としては正直 方位磁針としての機能をまったく期待していなかったのでこれは意外です。
もしかしたら… コンパスは基本として”水平に持つ”という前提があるので
そのあたりを見落として使用するとLEDの針が思ったように動かないのかもしれません。
実際に地面に対し水平ではなく垂直に持った場合、うまくLEDが挙動せず下を指すことが多いようです。
実際の登山用コンパスとしての運用は…

さて一応はこのLEDコンパス、磁北を指すと分かったところで
実際に登山用として使うことはできるのでしょうか…?
登山における”地図読み”を少しでもやったことがある方ならもうすでに答えはお察しかもしれませんが
ともあれ検証してみましょう。
コンパスとしての『精度』ですが…
このLEDのサイズでは登山用のコンパスとしての精度は実用的ではないと思います。
LEDの針のサイズも大きすぎるという点もそうなのですがそもそもマイクラ風のドットで正確な方向を指し示すこと自体が難しく 例えば自分がやや北東を向いてコンパスを見た場合、

画像のように実際のコンパスと比べると方角によって LEDはだいぶズレた方角を指し示しているように見えてしまいます。
これは内部のシステム的には実際のコンパスと同じ方向を検知しているにもかかわらず、
表示できる”ドットの表現の限界”が問題だと思われます。
実際のコンパスと同じ方向を指し示したいがそれを細かく表現できるドットのパターンが無いので
どうしてもおおざっぱな表示しかできない… といったところでしょうか。

極端な話、針が大きすぎて正確な方角が分からないってことですね

むしろこのドットパターンの組み合わせとアニメーションでコンパスの針が回転しているように見えるMOJANGのビジュアル技術がスゴイ
そして実際登山で使えるかと言われれば前述の通り”地図読み”ではコンパスの針はもちろん使いますが、
それ以上に重要になるのが登山用のコンパス(通常プレートコンパス)における
ベースプレートの左右の辺、長辺の部分なので言わずもがなこの形状のコンパスでは登山で使用するには不向きです

改造してLEDコンパスの下に新たにベースプレートを付けてみたらもしかしたら実戦で…
とも考えましたが
…いやそれならもう普通にプレートコンパス買った方が確実で早いですね(笑
マイクラグッズとしての個人的な感想
実際に磁北を指す面白いガジェットなので
”話のネタ”や”マイクラ感の演出⛏”にはいいかもしれません。

なによりマインクラフトプレイヤーならなじみ深いアイテムが実際に手元で
まるでスポーン地点を指すかのように磁北を指す様はかなりテンション上がります✨
そしてこのLEDコンパスについてもっとよく調べてみると…
海外のコミュニティー発のGitHubで公開されているオープンソースのDIYプロジェクトが元になっているようで
電子工作の知識や3Dプリンターなどが揃っていれば自作することも可能らしいとのこと。
おそらくですがこのコンパスが送られてきた冒頭の画像の通り、袋に「中国製造」と書かれていたので
上記GitHubのオープンソースを元に中国の工場で量産された物じゃないかと推測しています。
なのでもし、MOJANGやMATTEL辺りから公式グッズとしてこのLEDコンパスが(できればもう少し堅牢に改良して)発売されたら面白いんじゃないかなぁと個人的に思っています。

今回のコレは手持ちのアレックスのフィギュアに持たすと なかなかのジャストサイズだったのでこのまま作業用デスクの横に飾って楽しんでします🧭

!!!今思ったけどもしかしたらコレ本当に私のスポーン地点をさしているんじゃ?
いつかこの針の指す方角へ行って確かめるのも面白いかも…

北極遠征不可避…
ちなみにタイトルのUTMB完走者って言っておりますがUTMBってなんぞや?本当に完走者?と思われた場合の証明としてこちらの動画を貼っておきます。


