事の発端
私のRealmsサーバーのメンバーの1人が
エンダードラゴン戦直前にこう切り出したのである…。
エンダードラゴン、アンナさんの鯖らしく「ストライダーに乗って戦う」ってやったら面白そう…
・・・
・・・何?その楽しそうな縛りプレイ?
恐れ多くも私の運営するRealms(通称:アンナサバー)のメンバーの面々は
皆それぞれが自身のマイクラの世界観を啓発活動・発信している方々、
…いわばマイクラの猛者の集まりである。
エンダードラゴン未体験のメンバーが1人でもいるならばそのメンバーを中心に
通常通りのエンダードラゴン討伐を行えば良い。
しかしアンナサバーのメンバーはそれぞれエンダードラゴンとはもう”顔馴染みレベル”でMINECRAFTをプレイしている面々、
そんなメンバーが束になって通常通りのエンダードラゴン討伐を行おうものなら
逆にエンダードラゴンに申し訳なくなってくる程あっさり終わるのは火を見るよりも明らかである。
私としても、あれこれエンダードラゴン討伐に関して「縛りプレイ」を考案した。
「雪玉のみ」やら「素手で」とか「エヴォーカーを連れて来て彼まかせで…」etc
しかし雪玉はノーダメ、素手は束になれば殆ど通常と変わらない、エヴォーカーはエンドラの前では無力…
何かこの「アンナサバー」ならではのエンドラ討伐と言う節目を達成する方法はないかと模索したが結局、良い案が浮かばなく、
いつまでもエンドを解放しないままと言うのもメンバーに申し訳ないので
とりあえず通常通りにエンダードラゴンを討伐しましょう。と言う運びにし、日程も決まった。
・・・と討伐その日、上記の「ストライダー騎乗縛り」案が切り出された。
私はMINECRAFTのMOBの中でとりわけストライダーが大好きで
このブログやでも、もちろんサーバーでもマスコットキャラクター的な位置づけにしている。
ストライダーはネザー、エンダードラゴンはエンド
普段まずあいまみえない両者の組み合わせと、
ストライダーを操縦しながらエンダードラゴンを討伐するという未経験の体験。
あ…それやろう♪
こうして「ストライダー VS エンダードラゴン」の計画が始まった。
まずは準備
そうと決まればストライダーをエンドに招く準備をする。
まずは予定通りエンダードラゴンを通常攻略する。
これでエンドの出入りが自由になる。
事前にストライダーとエンダードラゴンの組み合わせの具合をクリエイティブで試してくれたメンバーによると、「流石にマグマ無しのストライダーの速度はキツイ…。」
との事なので
エンドをマグマで埋め尽くす作戦が始まる。
メンバーがまず最初にエンドにある程度の溶岩源と鍾乳石と大釜によるマグマ無限水源(水源?)を拵えてくれたのでそこを起点にマグマを撒いて広げていく。
これが中々に大変である。
いくら鍾乳石と大釜でマグマも無限資源になったとはいえスタックできず扱いも一癖あるマグマ。
ブロックの様に大量に持ち運べてポンポン置けたり、
水流同士がぶつかるとそこが水源になって勝手に広がってくれる水ならまだしも、
どこまで設置したかも分かりにくく、
間違って同じ場所にマグマ源を置けば無駄になるので かなり時間がかかる…。
一度こちらが討伐してるんだから融通利かせてエンダードラゴンの方がネザーに来てくれても良さそうなものなのに…。
そんな事をぼやいても仕方ないのでエンドにマグマを撒き続けるのである。
…と言うか体当たりしたブロックほぼ全てを破壊するエンドラがネザーに来られてもそれはそれで物凄く迷惑である。
合間時間にメンバーとコツコツ、エンドにマグマを撒き続け
2週間程でようやくストライダーが立ちまわれそうなほどのリング(マグマの海)がエンド本島に出来上がった。
ストライダー選手の入場
主役が自由に意気揚々と動けるマグマの海が出来れば後はとんとん拍子。
エンドポータルにほど近く設置したネザーゲートを利用して
ストライダー達にエンドにお越し願うだけだ。
すでにストライダーが落ちないようにと他のメンバーがマグマの海完成後も
追加で奈落防止用の壁とマグマの海に続くマグマの階段、更にはエンダーマンの湧き潰しまで完備していてくれたのである。
念には念を…と思い、とりあえず私が先にエンドに移動し
メンバーにストライダーをポータルに押しこんでもらいエンドで誘導する事にした。
兄さん!会場 “温めて” おきましたよ!
お笑いの世界ではトークライブや劇場の公演等での本番前に若手芸人が
場の雰囲気を良くする為に「前説」として漫才やコントなどを行うことがあるそうな…。
いわゆる『場を温める』と呼ばれるものである。
実際、本来なら殺伐とした雰囲気のエンドが
今回ばかりは私達が丹精込めて撒いたマグマで”温められている”のだから私達の「前説」は完璧なのである。
期待しているよ!ストライダー君。
後はストライダーたちをマグマの海の高さまで誘導するだけなのだが
そう上手く行かないのが本番の恐ろしさ。
慣れない環境、というか異次元に連れ込まれたのだから落ち着かないのも無理はなく、
先導する私がエンドラと戦う前にマグマに落とされて燃え尽きる始末。
そういう期待はしていないよ!ストライダー君。
エンダードラゴン選手の入場
後はいよいよエンダードラゴン氏にリベンジマッチ登場して頂くのみである。
エンダードラゴンを再び呼び出すには「エンドクリスタル」と呼ばれる物を帰還ポータル(英:Exit portal)に4つセットするだけ。
しかしこのエンドクリスタルをストライダー君に乗ったまま設置するのがまた難しい、
されど迂闊に設置したエンドクリスタルに触れようものなら大爆発を起こしてストライダー共々爆散しかねない。
「場を温めておいて大爆発」なんて芸人からしたら願ってもないシチュエーションかもしれないが
ストライダーを乗りこなしスマートにエンダードラゴンを討伐する雄姿をLive配信したい私としてはご免こうむりたい。
因みにエンドクリスタルを準備している時に何故か私はエンドクリスタルの事を
「エンドクリーナー」と発音してしまっている。
無事大爆発を起こすことなくエンドクリスタルを設置し終えエンダードラゴンの満を持しての登場である。
続く… ? ※この記事は下記動画の備忘録を兼ねて執筆しています。
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