【マイクラ】桜バイオームをチャンクリセットで生成する【Minecraft/JAVA】

概要説明

【このブログ記事の内容で分かる事】
広げ過ぎたJAVA版マイクラのワールドで1.20新要素の「桜バイオーム（cherry grove）」や
「旅路の遺跡（Trail Ruins）」を生成するすることが出来るようになる。

マインクラフト1.20（Trails&Tales:旅路と物語アップデート）ではオーバーワールドに
新しいバイオーム「桜バイオーム（cherry grove）」や「旅路の遺跡（Trail Ruins）」が生成されます。

しかし今まで探索したワールドの読み込み済みの場所、チャンクの地形情報はもちろんそのままなので
毎回新要素が登場するアップデートでは新しいチャンクを読み込める場所である未到達の場所まで行く必要があります。

しかし、ただ通過しただけの場所や描画距離を広げ過ぎて無駄に読み込んでしまったチャンクを
一度リセットしてしまえば
再び同じ場所に行った時にその時のバージョンのアルゴリズムで地形が生成されるので
条件が揃えば新要素が生成されるかもしれません。

今回も当ブログお馴染みのツール『MCAselector（MCAセレクター）』を使って
1.20以前のワールドの一部をリセットして実際に桜バイオームや旅路の遺跡が生成されるのか検証して行きましょう！

注意事項

• この方法はMinecraft JAVAedition のみとなります。
• MCAselectorは一度消したチャンクを基に戻せないので事前にワールドのバックアップを取りましょう。
• ワールド（シード値）によってはリセットした場所に必ず新要素が生成されるとは限りません。
• この記事の内容はWindows11のPCで検証を行っております。

MCAselectorで無駄なチャンクをリセット

リセットするチャンクを決める

では早速MCAselectorを使って読み込み過ぎた場所をリセットして行きましょう。

今回は昨年同じように新要素だった「古代都市：Ancient City」の生成検証で使ったワールドをリセットしてみます。

もちろん昨年の検証で使ったワールド（1.19のプレリリース版）なので今回の新要素の桜バイオームや旅路の遺跡は存在しません。

それでは今回は中央のドーナツ型の山岳とその下（南側）にある村のある区画を除いて
バッサリとチャンクをリセットしてみます。
オレンジ色に選択した部分がリセットされる箇所です。

参考までに村から南側を向いたリセットする前のゲーム内の景色です。
この村は残すチャンクとなりますが正面に見えている大きい山々はリセットするチャンクに含まれます。

実際にチャンクを削除（リセット）

MCAselector内でリセットするチャンクを選択できたら
上部メニュー「選択→チャンクの削除」からリセットを行います。

実際に山と村の区画意外をきれいさっぱりチャンクリセットしました。
MCAselector上ではリセットされた箇所には何もありませんがMinecraftで実際にワールドに入ると
その時のバージョンのアルゴリズムで地形が随時生成されます。

そしてチャンクリセットしたワールドに新要素が追加されているマインクラフト1.20（実際にはsnapshot-23w18a）にて再度ログインします。

1.19から1.20は大幅なアルゴリズムの変更は無い為、リセットした山も殆ど同じ形で再生されています。
奥の山は生成中なのか、見る事が出来ません。

桜バイオームを探す

では不要なチャンクをリセット出来た所で
早速、新要素の「桜バイオーム（cherry grove）」や「旅路の遺跡（Trail Ruins）」を探しに行きましょう。
検証が成立する為に無事見つかると良いのですが…

…と、心配していた矢先、南西に進むとあっさりとピンク色が特徴の「桜バイオーム」を
発見する事が出来ました。

桜バイオームは小高い丘に生成される傾向が強いと聞いていましたがやはりこちらも
小高い場所にバイオームが形成されています

近くにもう一か所桜バイオームがありました。こちらも小高い丘の上です。
現状何とも言えませんがレア枠というよりは他の木々と同じようにそこそこの確率で生成されるバイオームなのかもしれません。

チャンクリセット前と後の比較

MCAselector上のマップでチャンクリセット前とリセット後を見比べてみましょう。

上がチャンクリセット前で下がリセット後。
残念ながらMCAselectorが桜のピンク色に対応しておらず黒く表示されていますが
間違いなく同じだった地形に新要素が誕生しているのが分かります。

上記MCAselector画面の下側の桜バイオームの中にある荒廃したポータル付近の様子。

上がリセット前の1.19の世界。下がチャンクをリセットして1.20で再び訪れた同じ場所。
地形は同じですが桜の木の有無、そしてバイオームがPlains（平原）→Cherry_Grove（桜バイオーム）に変化しています。

旅路の遺跡を探す

ではもう一つの新要素の構造物である「旅路の遺跡（Trail Ruins）」も探してみましょう。
しかし旅路の遺跡は地下に埋まっている構造物なのでここはコマンドを使います。

地上部分に構造の一部を出している旅路の遺跡までワープしました。
1000ブロック程離れていましたがギリギリ今回の検証範囲内に収まっています。

無事テラコッタや怪しい砂利などで構成されている旅路の遺跡と確認出来ました。

まとめ

今回はマインクラフト1.20の新要素を既存のワールドのチャンクをリセットして
新しく生成できるかの検証を行いました。　

結果として読み込み済みのチャンクが多いワールドでもMCAselector等で
地形をリセットすればその後新しいバージョンで読み込むことで新要素を生成できる事が確認出来ました。

特に昨年のアップデートの「古代都市」がかなりレア枠でそこでしか手に入らないアイテムもあり探し回った方も多いと思います。

探し回ったり、散策しすぎると前述の通りワールドに余分なチャンクがどんどん追加されるので
広げ過ぎてしまったワールドで今回の1.20の新要素を楽しみたいという方

是非MCAselectorを使ってみてはいかがでしょうか？