今回は廃坑でよく見かける「洞窟クモ(毒蜘蛛)スポナー」を
「複数」使ってトラップを作りましょう。
と言うわけで毒グモスポナーを利用したトラップ作りを解説します。
以前この記事で紹介している手法と同じ方法でLive配信で作った洞窟クモトラップです。
動画の方が分かり易いかもしれません!
【注意事項】
→JAVA版・統合版のどちらでも動作確認済です。
→今回は複数のスポナーを使う前提で解説します。
→複数のスポナーの位置よってはトラップに適さない場合があります。
→クモが壁を登らない対策を施しますが湧き条件や水流の流されるタイミング等によって
稀に壁を登ってしまう事もあります。
※今回のトラップはこちらの動画を参考に拡張した物になります。
参考動画→https://youtu.be/S4Ij-0Ky_pg
【概要説明】
洞窟クモ(ケイブスパイダー「Cave Spider」毒蜘蛛)とは
基本的な動きは通常の敵mob「クモ(スパイダー「Spider」)」と変わりませんが
クモより一回り小さく、0.5マスの隙間もすり抜けてしまい、
なんと言っても「毒攻撃」を仕掛けてくる厄介な敵mobです。
洞窟クモ(毒蜘蛛)スポナーとは
マインクラフトのオーバーワールド(地上)の地下に生成される
廃坑内で見つかるスポナーです。
他のゾンビやスケルトンのスポナーと違って廃坑さえ見つけてしまえば
スポナー自体の発見は簡単です。
毒グモスポナーの周りには蜘蛛の巣が大量に生成されるのでスポナー発見の目印になるでしょう。
しかし廃坑で2つ以上のスポナーが狭い範囲で密集して見つかった場合、
かなり高効率の経験値トラップが作れるのでオススメです
是非トラップ作りに挑戦しましょう!
【トラップ制作に好ましい条件】
・2つ以上のスポナーが狭い範囲で密集して生成されている
・全てのスポナーが反応する立ち位置がある。
(スポナーは一定範囲内にプレイヤーが居ないと起動しない為)
・全てのスポナーが反応する場所が、最寄りのスポナーから5ブロック以上離れている
(待機場所とスポナーの湧き範囲が重なると危険な為)
スポナーの反応範囲について
スポナーが反応する範囲の目安はスポナーを中心に直線距離でおおよそ16ブロック以内です。
(厳密に言うとスポナーを中心に16ブロックのユークリッド距離という円形の様な
範囲らしいので多少ズレがあります)
スポナーが反応する範囲や湧き範囲については下記の動画の前半で検証しております。
【トラップ制作の流れ】
1:全てのスポナーが反応する場所に待機場所を作る。
2:スポナーから湧いたクモを待機場所から見て手前側に水流で1か所に集める
3:ある程度クモが溜まったら処理層に向かい、集めたクモを倒す。
今回はこの様な配置のスポナーをトラップに改造します。
※大前提として松明等でスポナー自体の湧き潰しを完了し、安全に作業が出来る事とします。
待機場所(避難場所)と湧きスペースの確保
全てのスポナーが反応する場所に予め待機場所を決めておいて、
必要な物資などを準備しておきましょう。
待機場所と湧き層スペースが決まったら下記の要領でどんどん
スペースを掘って広げていきます。
この際、どんなに湧き潰しをしつつ作業を行っても ある程度クモが湧いてしまうので
万が一に備え待機場所に避難できるように
仕切りのドアを設置したり、梯子等で行き来できるようにしておきましょう。
湧きスペースの範囲
実際に湧きスペースとして広げる範囲は…
●下は一番下側に来るスポナーの下側、3ブロック分まで、
●上は一番上に来るスポナーの2ブロック分、
●前後左右は5ブロック分、壁から離れたスペースを確保しましょう。
クモが壁に隣接すると壁を登ってしまう事があるので
前後左右は実際に湧く範囲より少々広めにスペースを取ります。
待機場所にクモが湧いてしまうと危険なので待機場所は一番近いスポナーから
前後左右5ブロック離れた場所に設けましょう
待機場所とスポナーの間のブロックをガラスにしておくと
クモが湧いて水流に流される姿が確認出来て面白いです。
その際は待機場所の明かりがスポナーの湧き効率に影響しないよう注意しましょう。
※スポナーの湧き範囲内の明るさレベル8以下の空間に湧くので 明るすぎないように。
湧きスペースを確保したら床に水流を流す
湧きスペースの下は待機場所(処理層側)に向かって水流を流します。
更にそこから一段下げて2マス分の溝を掘り、横方向に水流で流し中央1か所に集めます。
スポナーの生成場所よって湧きスペースの形は変わってくると思いますので
水流の奥側を高くする等、手前の横方向に流す手前でちょうど水流が止まるように調整します。
手前の一段下げた横方向の水流は2マス分の幅を設けて
反対側とのちょうど真ん中に処理層への入り口を作ります。
横方向の水流の長さは画像の様に看板等使って更に水源を設置して延長できますが
処理層へ誘導する際、処理層入り口付近の水流が高いと上手く入らない可能性があるので
処理層入り口への水流は低くなるように水源の設置場所を調整します。
延長したところの水流の無い所ではクモが溜まってしまいますが後から来たクモに押されたり、
自ら動いたりして、いずれ流されます。
また、この一段下げた横方向の水流地帯では壁や段差にクモがくっついて登ろうとしますので
画像の様に鉄格子を設置して対処します。
100%壁を登るのを防ぐわけでは無いのですがかなり防ぐことが出来ます。
因みに参考動画では更にこの鉄格子に看板を設置しているのですが
試したところ、鉄格子だけの場合と大差なかったので看板の設置はお好みでお願いします。
さらに一段下げた段差にも時折 段差に「引っ付い」てしまうクモもいる為、
気になる方はこちらの段差も鉄格子に変えてしまいましょう。
処理層について
処理層の入り口は2マス分の幅を設けます。
処理層の構造は横から見るとこのようになります。
この処理層は入り口から
●フェンスゲート(開けておく)
●水源
●石の塀
●ハーフブロックを載せたホッパー
●ホッパーと繋がったチェストとその上に鉄のトラップドアと設置して行きます。
順番にそれぞれを解説します。
フェンスゲート
フェンスゲートは水源が逆流するのを防ぐ為に設置します。
ここにもクモが溜まりますが次から次へとクモが流れて押されたり
処理する際にプレイヤーを視認しこちらに向かって来るので問題ありません。
水源
処理層まで来たクモをホッパーの上のハーフブロックに
押し流すのに使います。
石の塀
水源の隣の下のブロックを石の塀に変えます。
これは処理する際に経験値がハーフブロックに引っかかってしまうのを防ぐ意味があります。
経験値が勿体無いので必ずここは石の塀を設置しましょう。
ハーフブロックとホッパー
次はハーフブロックとホッパーを設置します。
ホッパーはクモがドロップする糸やクモの目をチェストに回収するため、
ハーフブロックはクモを固定し処理しやすくする為と後述する
トラップドアと組み合わせて足止めに。
ハーフブロックならホッパーにアイテムも流すので心配いりません。
チェストと鉄のトラップドア
最後にアイテム回収用のチェストとその上に鉄のトラップドアを設置します。
ここは必ず鉄のトラップドアにしてください。
設置しないとクモが処理層から飛び出してきますし、
他の木のトラップドアではうっかり操作ミスで開けてしまった時に
やはりクモが飛び出して危険だからです。
この鉄のトラップドアとハーフブロックの隙間からクモを叩いて処理して行きます。
クモは通さず、こちらの攻撃は当たり、更に経験値も通すので理想的な形です
が、スニークしたりすると、ごくまれにクモの攻撃が
こちらにヒットする場合がありますが少し離れれば大丈夫です。
付いたダイヤの剣でほぼ一撃で処理する事が出来ます。
統合版では薙ぎ払いによる範囲攻撃が出来ないのが残念ですが
JAVA版では良いエンチャントを付与したダイヤの剣であればほぼ一撃で
処理層のクモを倒せるのでストレス解消にもオススメ?です。
また、処理層でクモが湧いた際、スポナーの上に乗ってしまう場合がありますが
直ぐに移動して水流に落ちてくれますので殆ど心配ないと思いますが
気になる方は砂とサボテンを置いたりして対策するのも手です。
リロードで壁登りリセット
2023/03/10 追記
新しく洞窟クモスポナーをRealmサーバーで制作するにあたり、
ゲームをリロードするとクモの壁登り動作をリセット出来る事が判明したので追記します。
クモトラップでも使えますがブレイズトラップでブレイズが臨戦態勢でフワフワ浮いてしまった時も
その状態をリセットして落ち着かせることが出来ました。
統合版でもリロード後、クモが下に落ちる事が確認出来ます。
私は自分のサーバーで洞窟クモスポナートラップが完成した割と直ぐにこの現象に気づいて何気なく使っていたんだけど…
サーバーの皆さんは他の対策を色々模索して頂いていたようで…もっと早く共有しておくべきだったと反省してます…💦 スイマセン
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