概要説明
【この記事の内容で出来る事】
古代都市の生成条件を把握して自力で古代都市を探し出せる
遂に実装されたMinecraft1.19『TheWildUpdate』マインクラフト「ワイルドアップデート」
1.19から新たにオーバーワールドに「マングローブバイオーム」「ディープダークバイオーム」
そして「古代都市(Ancient City)」が追加されました。
しかしマングローブは地表のバイオームなので探し回っていれば
いつか見つかりそうですが…
後者は地下奥深くに生成されるバイオームと構造物ですので中々見つからない…と
お困りの方も多いと思います。
今回は当ブログの「検証結果の傾向」と「MinecraftWikiの情報」を照らし合わせて導き出した
古代都市(Ancient City)の見つけ方をご案内します。
前々回の1.19チャンクリセットの記事を執筆中にあれ?もしかして・・・?
とは思っていたんですけど調べてみるとまさか…でした。
古代都市(Ancient City)についておさらい
2022年6月8日の大型アップデート「マインクラフト1.19 TheWildUpdate」にて追加された
地下深くのバイオーム「ディープダーク」に生成される大型構造物、古代都市(Ancient City)
ここにしかない貴重なアイテムやブロック、
そして災害級のMOB「ウォーデン」が出現する条件を備える恐怖と魅力にあふれる
マインクラフト1.19の目玉追加要素です。
それでは古代都市が生成される条件をMinecraftWikiを参考にしながら確認しましょう!
古代都市(Ancient City)が生成される条件
古代都市(英:Ancient City)は、ディープダークのY=-52に生成される
https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E9%83%BD%E5%B8%82 マイクラWikiより
宮殿のような構造物である。ここに生成されるチェストには、
他の場所では見つけることができないアイテムが入っている。
上記引用からも分かる通り、
古代都市(Ancient City)はY=-52の地下深く、
ディープダークバイオームの中に生成される宮殿のような構造物であるとの事。
ディープダーク(Deep Dark)について
ではそのディープダーク(Deep Dark)バイオームについても確認しましょう。
ディープダークは通常侵食性の値が低い山岳地帯の地下深くに生成されるオーバーワールドのバイオームである。このバイオ―ムの地面には、スカルクヴェインに囲まれたスカルクブロックが数多く生成されており、これらの中にはスカルクシュリーカー…(以下略
https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF マイクラWikiより
ここで注目して頂きたいのは
「通常侵食性の値が低い山岳地帯の地下深くに」という文章です。
「侵食性」については後述しますが
要は地上バイオームの山岳地帯の地下にディープダークが生成される傾向があるようです。
主な山岳地帯
現在当ブログの検証で古代都市の生成が確認された山岳地帯は下記になります。
- jagged_peaks(尖った山頂)
- frozen_peaks(凍った山頂)
- stony_peaks(石だらけの山頂)
- meadow(草地)
- grove(林)
- snowy_slopes(雪の斜面)
これらのバイオームは前回のアップデート「CAVES & CLIFFS (洞窟と崖) アップデート」で追加されたバイオームです。
参照:https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/%E5%B1%B1%E5%B2%B3
また、savanna_plateau(サバンナ高原)の地下でも確認できました。
侵食性の値とは
『侵食性(英:Erosion)』とは
地形やバイオームの生成に使われる数値でJAVA版のデバッグ画面でその数値を確認する事が出来ます。
このErosionの「E」の数値が地形形成時に平坦さを決めており、高い数値(0以上等)で
より平坦なバイオームが、
低い数値(-0.3以下等)になるほど起伏の激しい「山がち」なバイオームが生成されます。
上の画像のEの値は「-0.541」となっているので侵食性の値が低い事が分かります。
因みに上の画像の地形の地下には下の画像の通りしっかりと古代都市が確認できます。
※2022/08/16追記
Erosionはデバッグ画面の「NoiseRouter」という項目に「T:~ V:~ C:~ E:~」という形で表示されるのですがもし「NoiseRouter」自体が表示されていない場合、
Esc→設定→チャット設定→「デバッグ情報を減らす」のオンオフを切り替えてみて下さい。
因みに「NoiseRouter」はVer1.18から「Terrai」と「Multinoise」が統合された項目となります。
参考元:https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/Java_Edition_1.18.2
参考:https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%87%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0%E7%94%BB%E9%9D%A2 より
当ブログ(アンナビch)の過去の検証でもその傾向が…
当ブログの「ワールドの一部チャンクをリセットしてアップデート(MCAselectorの使い方)」
という記事にて、実際に一部チャンクをリセットして「古代都市(Ancient City)」が生成されるか?
と言う内容の検証を行いましたが
その時に出来た古代都市もやはり山岳地帯の下に位置していました。
上記ブログ記事でとあるワールドにてチャンクをリセットした結果、
古代都市が生成されるのを確認しましたが・・・
上記画像の通り、やはり高い山の下(白く雪が確認出来る範囲)に古代都市が生成されています。
それとは別にウォーデン君がスナップショットに登場した初期にlive配信で古代都市を探しに行ったのですが、思い返してみればその時見つけた古代都市も起伏の激しい土地から地下に潜った記憶があります。
古代都市(Ancient City)は山岳地帯地下に生成される傾向が強い。
JAVA版マインクラフトで使えるMCAセレクター(上記記事で紹介)で実際に広範囲の地下を見てみましょう。
古代都市を探し回った1.19のワールドです。上のワールドの地下は下の画像のようになっています。
ツールにて上記ワールドの「Y座標-40」を確認します。
赤い四角で囲ってあるのが古代都市になります。
赤い四角を地上部分のマップと照らし合わせてみます。雪が生成されている
標高の高いバイオームに集中している事が分かります。
更にそれぞれのバイオームの名前を当てはめます。savanna_plateauを除いて
1.18で追加された「山岳バイオーム」が殆どです。
こうしてみると確かに古代都市は標高の高いバイオーム地下に生成される傾向が強いですね!
逆に広い海が見られる画像右下や中央左付近等は地下にディープダークは殆ど見られないのが確認できます。
統合版の古代都市は?
ここまでは全てJAVA版Minecraftにて検証を行ってまいりましたが
統合版Minecraftでも同じ傾向がみられるのでしょうか?
実際に統合版で見てみましょう。
ご覧の通り、やはり標高の高い地形の地下に生成されているケースが多いようです。
100も1000も統計を取った訳ではありませんが統合版で見つけた古代都市はいずれも
標高の高い山岳地帯やサバンナの高原の地下でした!
つまり古代都市の地上での目印は…
以上の事から
古代都市(Ancient City)は
アンナビch調べ
起伏の激しい山岳バイオームやサバンナ高原
地下に生成される傾向が極めて高い
という結論にいたりました。
なので古代都市を探す場合は雪をまとった高い山がある山岳バイオームや
起伏の激しいサバンナ高原の地下を探すと良いでしょう。
個人的な見解ですが
元々は洞窟と崖のアップデートの一部として実装予定だったウォーデン含む
ディープダーク、スカルクブロック類の要素は洞窟と崖=山岳バイオームとの関係が深いのかもしれません。
古代都市の見つけ方具体例
では実際にどのようにして古代都市まで到達するのか具体例として
以下のようなフローチャートを組みました。
地上で山岳バイオームやサバンナ高原を探す。
闇雲に地下を掘って探すよりもまずは地上の目印をみつけましょう。
【重要】大前提としてこの山岳バイオームは1.19にバージョンアップしてから生成された地形である必要があります!!
詳しくはこちら→https://annavi.xyz/mc/676/
この後山岳付近の地下に向かいますがせっかく山頂付近に雪があるので
ウォーデン対策の雪玉として山から雪を少し持っていくと良いかもしれません。
山岳バイオームやサバンナ高原が見つかったら-50を目指す。
ブランチマイニング場を掘るように地下まで掘る、
もしくは予め空間が出来ている洞窟や繫茂した洞窟、鍾乳洞等から地下に潜って
Y座標-40~-50を目指しましょう
古代都市は、深度-52から特徴的なオブジェの土台の高さ-42と
地下構造物にしては高さがあるので深度に関してはそこまでシビアに指定しなくとも
問題ないような気もしますが
画像のように古代都市のかなりの面積を占める床の深度がY-50なので
-50を目指せば問題ないでしょう。
一般的なダイヤモンドのブランチマイニング深度-54でも問題ない気もしますが
運が悪いと古代都市の床下をニアミス…という事もありそうなので念のため-50をオススメします…
地下に潜りながらバイオームの変化にも注意。
JAVA版限定にはなってしまいますが、地下を掘り進めながら
ぜひバイオームの変化にも注意しましょう!
ディープダーク(Deep Dark)バイオームは深度(Y座標)で変化します。
jagged_peaks(尖った山頂)を掘り進めていたら気が付いたらディープダークだった…
という事も十分有り得ますので
スカルク系ブロックが見えなくてもバイオーム表記の変化が手掛かりになります。
極端な例ですが水面の高さの「Y座標62」付近から
場所によってはディープダークが確認出来る地形もありました。
そうしたところは更に置くまでディープダーク(Deep Dark)が広がっていますので
古代都市(Ancient City)が期待できます!
Y座標-50に着いたら
Y座標-50に到達したらブランチマイニングのように掘り進めましょう。
しかし古代都市はかなり広い構造物ですのでブランチマイニングのように3ブロック毎の
狭い感覚幅でなくても全く問題ありません。
古代都市のX,Z軸の広さはおよそ13×13チャンク(16ブロック×13)なので208、
約200ブロック程の幅がありますのでその半分の
100ブロック幅で地下をマイニングしていくと良いと思います。
画像はあくまでイメージですが100ブロック間隔でブランチマイニングをして行くと
画像のように古代都市に無事到達しているのが分かります。
それでも古代都市が見つからない場合は…
山岳バイオームの地下を上記のように探せばほぼ間違いなく
古代都市(Ancient City)が発見できそうではありますが
運悪くその山岳バイオーム地下には生成されなかった事も考えられますので
そう言った場合はJAVA版限定にはなりますがMCAセレクターを使用するのも手です。
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