【Mineimator】マイクラのイメージ画像・壁紙(Wallpaper)の作り方【Minecraft】

Mineimator

【このブログ記事の内容で分かる事】
SNSや配信者のサムネイルでよく見かける

オリジナルスキンを使った色んなポーズの壁紙(Wallpaper)を作る事が出来る。

アンナ
アンナ

皆さんこんにちは!
当ブログ案内役のマインクラフト大好きアンナです⛏
今回はSNSや動画のサムネイルで見かけるマイクラの”ポーズをとった画像『壁紙』”の作り方です!

…正式には何と言うのでしょう… ? イメージ画像?ポーズのある写真?イラスト?CG?

文章で説明するよりも実際に見て頂いた方がわかりやすいので下記画像をご覧ください。

NovaSkinWallpapersテンプレートでの制作一例 ※NovaSkinのWallpapersは現在利用できません

ボートでくつろぎながらスイカに舌鼓をうったり、
アクション映画さながら…ワラワラ迫るシルバーフィッシュに追いかけられたり、
体を傾けて鉱石を確認したり等々・・・。

ですが実際のMinecraft(MOD環境を覗く)では肘や膝を曲げると言った動作は出来ませんブロックの大きさや位置も固定されているのでこのような自然な動きのあるスクリーンショットを撮影する事は通常出来ません

Minecraftアニメーション制作ツール「Mineimator」で制作した画像

これらはマイクラ内で撮影したスクリーンショットではなく別のツールで生成したイメージ画像(壁紙)になります。

以前はNovaSkinと言うサイト内の「Wallpapers」という機能にて
予め用意されているテンプレートを利用してこのような壁紙を簡単に作成する事が出来たのですが
2023年12月現在、Wallpapersが機能停止して利用できない状態…なので

※2024年4月現在Wallpapersが機能復活しているのを確認しました。

「Mineimator」と呼ばれるマインクラフトのアニメーションが比較的簡単に作れるツールを利用して
壁紙を作る方法をご紹介します。
※Mineimatorの導入にはPCが必須になります。

ストライダー君
ストライダー君

NovaSkinのWallpapersが利用できないのは残念ですがMineimatorを使いこなせば
ご自身の思い通りの壁紙が作れるので楽しいですよ!


【登場人物+α】

アンナ
アンナ

NovaSkinのWallpapersが使用できないので自分でMineimatorを使って壁紙を作り始めた人

ストライダー君
ストライダー君

NovaSkinのWallpapersのストライダー関連のテンプレートがあまりにも少なすぎてキレそうなMOB


Mineimatorの予備知識と導入

MineimatorサイトTOP

ところでMineimatorとは一体どんなものなのでしょうか・・・?

MineimatorとはMinecraftのMOBやブロック等ほぼすべての素材がデフォルトで扱える状態になっている
3Dアニメーション制作ソフト
です。

Mineimator操作画面
実際のMineimator操作画面

タイムラインと呼ばれるメニューに3Dモデルの各パーツ位置情報を次々と登録していくことでアニメーションとして動かし、その状態をレンダリングと言う作業で動画データに書き出す事ができます。

もちろんアニメーションとして動かすだけでなく、モデルにポーズだけを取らせ静止画として書き出す事も出来ます。

アンナ
アンナ

タイムラインに位置情報を登録する作業は「MMD」などとほぼ同じなので触れたことのある人はすぐ感覚を掴めると思います。

基本的な使い方や操作方法が比較的取っつきやすく、3D初心者の方でも扱いやすい部類に入るソフトです。
もちろん基本無料で導入する事ができますし、任意で「寄付」と言う形の使用料を払う事もできます。

Mineimatorのざっくりとした内容が把握出来たら早速導入してみましょう!
Mineimatorのダウンロードとインストールの詳しい解説は別の記事にて解説していますのでこちらをご参照ください↓

実際にイメージ画像を作る

ではMineimatorが導入出来たところで今回の目的、「イメージ画像・壁紙」を作ってみましょう!

今回はごく完結に人物モデルを設置してポーズを取らせ、テンプレート背景を設置して撮影(画像レンダリング)という必要最小限の基本的な使い方をレクチャーします。

アンナ
アンナ

基本的な使い方が分かれば大体の事は出来ます…!
イメージ画像だけなら、モデルと背景配置→ポーズと構図を調整してレンダリング
・・・と簡単に作れちゃうのでしっかりマスターしちゃいましょう💪(`・ω・´💪)

Mineimatorの画面の各操作方法の流れは概ね下記画像の通りです↓

操作画面の大まかなイメージ

多少前後する操作はありますが↓

  1. 使用したいモデル(クラフター、各種MOB、ブロック、アイテム、地形)や素材を読み込む
  2. 読み込んだモデルの位置や向き、各関節を動かしてポーズを決める
  3. タイムラインに位置情報や向きの情報を登録する(今回は静止画なので時系列は気にしない)
  4. 位置情報の微調整や各設定(表示の切り替え・色の指定・大きさ等々…)を行う
  5. 実際に出力される絵(カメラ視点)を確認し問題なければレンダリング→完成!

ーと言う流れになります。


モデルを配置する

では早速MOB、プレイヤー自身のモデルを読み込みましょう。

左上の作業台マークをクリックすると各素材一覧が表示されるので一番上の「Mob」を選択します。

「Mob」項目にはプレイヤーを始め各種動物Mob、敵Mobのモデルが選べるようになっており、
その中から「プレイヤー」を選ぶと更に↓

  • タイプ  :腕の太さ
  • バリアント:公式のキャラ9種類を選べます
  • スキン  :変更する場合はここからスキンデータを読み込みます(後からでも可)

をそれぞれ設定する事が出来ます。

アンナ
アンナ

実際のMinecraft内で採掘速度や攻撃力に差がある訳ではありませんが

スティーブタイプは太めの腕アレックスタイプは細身の腕になっていますね!

スキンを変更する場合は普段どちらの腕のタイプなのか把握しておきましょう💪

読み込むプレイヤーのタイプが決まったら⑦「追加」をクリックします。
今回は例として公式キャラクターの”アレックス(Alex)”を例に読み込んでみました↓

アレックスが読み込まれた状態

Mobが読み込まれるとマウスポインタに追従する形で呼び出されたMobを動かせます。
モデルの位置は後からいくらでも変更できるので、とりあえず操作しやすく分かりやすい手前側の適当な地面をクリックしてモデルを配置します。

無事アレックスがMineimatorのプロジェクトに降り立ちました!
次はアレックスに好きなポーズを取らせると同時に3D内の視点の動かし方をご案内します。


探しているMOBやアイテム、ブロックが見つからない場合はこの記事⇩

モデルにポーズを取らせる

モデルを読み込めたら次は読み込んだモデルに好きなポーズを付けましょう。

読み込んだモデルをクリックするとまず、その「モデル全体」の位置や回転軸を調整する事が出来ます。
この状態でモデル全体としての位置・傾き(回転)を決める事が出来ます。

更にその状態のままモデルの腕、頭、胴、脚の好きな部位をクリックすると上記画像の様な矢印や輪が表示されるので回転したい方向の輪をマウスドラッグします。

赤い輪ならx軸、横方向を軸とした回転
緑色の輪ならy軸、縦方向を軸とした回転
青い輪ならz軸、奥行方向の回転
… と言う具合に各パーツの回転軸を中心に任意の角度に動かす事が出来ます。

各部位・パーツの選択が思うように出来ない場合は画面下側の「タイムライン」に表示される各パーツリストツリーから直接選択する事も出来ます。
左足を選択する場合、「左足」と表記されたリストツリーを選択すると回転軸や移動軸が表示されます。

因みにそのパーツリストツリーの右側に表示されているタイムラインの◇マークその時点で登録されているそのパーツの位置情報になります。今回は静止画の制作なので全て”0”地点でポーズを設定すれば大丈夫です。
アニメーションの場合各パーツ0地点での動き…15地点の動き…とそれぞれパーツを動かしてタイムラインに登録させる事でアニメーションとして動かす事が出来ます。

また、各色の輪と同時に表示される矢印や四角をそれぞれ動かすとそのパーツの位置情報(座標)を動かす事が出来ます↓

輪は回転矢印は座標位置四角はその面に対し平行移動とそれぞれ回転軸を中心に移動できると覚えておきましょう。

作業アングル(画面操作)

モデルの関節以外にも作業をしていると画面のアングルを頻繁に動かす事になります。
画面アングルの変更の主な操作はマウスとキーワードそれぞれあり、

  • マウスの左クリックドラッグ→選択しているパーツを中心に視点アングル変更
  • shiftキー+左クリックドラッグ→画面そのまま上下左右移動
  • マウスホイール回転 → 視点を寄るor引く(拡大縮小)
  • 右クリックでドラッグ→ 作業者視点を中心にアングル変更
  • 右クリック+キーボードの「W・A・S・D」でそれぞれ前後左右に視点移動
  • 右クリック+キーボードの「Q・E」で視点上下移動
  • 更に上記の右クリック+キーボード+スペースで移動速度上昇、+shiftキーで移動速度減少
  • キーボード「V」で選択中のパーツを中心に視点リセット ←困ったらコレ

となっています。

挙動が似ている操作もあり、一度に全て覚えようとするのもなかなか難しいと思います。

慣れないうちは動かしたいパーツを選んだら「V」でそのパーツを中心にし、マウスの左クリックドラッグで適宜アングルを変更する…という手順で作業を進めて行けば比較的スムーズに操作できます。

アンナ
アンナ

作業視点変更は私もよく混乱するのでいっぺんに覚える必要はないと思います…💦
あと「V」でパーツ中心に移動はなぜか反応が悪い時があるので複数回「V」を押すと反応してくれます。

構造物・地形データテンプレート(風景)を配置する

壁紙の被写体がポーズをとったモデルとフラットの地面だけだと淋しいので
何か背景となる素材を追加してみましょう。

今回はMineimatorに予め同封されている構造物・地形データテンプレート(風景)からサンプルにちょうど良いものを呼び出して設置してみます。

ウィンドウカラーがダークモードに変更されていますが同じMineimatorです。

左上の作業台 →「風景」→「開く」の順にクリックしていきます。

風景データのフォルダ(Minecraftの構造物データを開くウィンドウ)が開きますので
Buildings and structures(建物、構築物)Nature(自然)の好きな方のフォルダの中からお好みのデータを読み込みます。


構造物・地形データテンプレート(風景)をわかりやすく画像で一覧にまとめました↓


MimeImator プリセットSchematics 「Windmill(風車)」

今回は例としてBuildings and structures → Sets → Windmill(風車)を読み込んでみました。
読み込みが出来たら「追加」を忘れずにクリックして作業画面にアレックスの時と同じように配置します。

アンナ
アンナ

構造物・地形データを読み込むと「選択されたワールド内にアニメーション可能なブロックが○○個見つかりました~」と表示される事があります。

これはドアなど開閉できるものが含まれる場合、モデルと同じようにタイムライン上で操作できるようにしますか?と言う意味なので動かす予定がある場合は「Yes」を選択しましょう!

構造物・地形データテンプレートが配置出来たら、先ほど読み込んだアレックスのギズモ矢印や輪)で位置を調整し適当なポーズを取らせてみましょう。

これでモデルと背景が用意出来ました!

仕上げに画像を書き出す(レンダリング)

モデルと背景が設置出来たので後は撮影(画像レンダリング)だけ… と、行きたいところですが
もう少しだけ手を加えると見栄えがグッと変わるので ぜひ調整していきましょう!

まずは画像として出力(レンダリング)する前に「カメラ」を設置しましょう!

カメラを設置せずにレンダリングする事も可能ですが その場合、”作業画面がそのまま”出力されます…。
別にそれでもかまわない、と言う場合は良いのですが、カメラを設置すると…↓

  • 出力アングルの固定
  • カメラエフェクト
  • アニメーションの場合の様々なカメラワーク 等々。

出来る事が大幅にアップするので何はともあれカメラは必須です!

カメラの設置はモデルや背景と同じように「作業台」から「カメラ」を選択して設置する事が出来ます。

作業台→カメラ→追加

カメラを設置するとカメラ型のオブジェクトが表示されます↓

カメラのレンズに相当する面が正面(実際の出力画面)になります。

カメラ型のオブジェクトを設置すると今まで作業画面と同じ映像を映していた右下のウィンドウに
カメラオブジェクトから見たアングルが映し出されます。

このウィンドウに映っている映像が最終的に出力される画像(アニメーション)になるので
モデルと背景を設置後、完成後のアングルをイメージしてカメラを配置し、そのカメラのアングルを確認しながらモデルの微調整などを行うとスムーズです。

モデルと背景、それからアングルの微調整が一通り終わったら カメラのモードを撮影用のレンダリングモードに切り替えて最終完成図を確認しましょう。

レンダリングモードの切り替えの他、カメラの機能や
プロジェクト全体のプロパティで様々な演出が可能です。

カメラのモードは一番PCへの負荷の少ない「フラットモード」、ブロックの凹凸などのみに影のつく「シェードモード」、光源・太陽光の位置関係を基にリアルな影を生成し続ける「レンダリングモード」があります。

画像出力はシェードモードかレンダリングモードのどちらかでの出力となるのでお好みの完成イメージに合わせてモードを切り替えて確認するようにしましょう。

ストライダー君
ストライダー君

常にレンダリングモードで作業する事も可能ですが演算処理の負荷が高すぎてまともに作業出来ません。 余程のモンスターマシンをお持ちでない場合は作業中はフラット、もしくはシェードモードで作業し、完成図確認時のみレンダリングモードに切り替える事をオススメします。

撮影モードの確認が出来たら仕上げに画像出力(レンダリング)をしましょう。

上部メニューの「レンダリング」から「画像レンダリング」を選択すると画像ファイルに出力するためのダイアログが表示されるので任意の設定にチェックボックスを入れ、 問題が無ければ「保存」を押します。

アンナ
アンナ

透かしの表示のON/OFFや一部機能の解放には事前に寄付による機能開放が必要かもしれません(私の環境では過去に済ませてしまったのでどの機能がそれに該当するのか判断付かず💦)
寄付による機能開放は無料でも行えるので必要に応じて機能開放してください。

任意の保存先を聞かれるのでご自身の指定するPCのフォルダへ好きな名前を付けて保存します↓

出力されたイメージ画像

無事イメージ画像が出力されました🎉

今回はMineimatorの導入から簡単な壁紙・イメージ画像の作り方の基本ということで必要最低限の使い方のご紹介でしたが、他にも様々なエフェクトや機能が盛沢山です。

試しに上記画像に「時刻を夕方、カメラの画角、被写界深度、ライティング」などの効果を加えてみると…↓

また一味違ったイメージ画像が出来上がりました📸 もちろんスキンを変更すればオリジナルキャラも可能です↓

ファイル → アセットを読み込む → ファイル指定 → 画像タイプ:スキン → 右側メニューのモデルの設定「マテリアル」からスキン変更が可能

これらすべての機能をまとめて解説していくと膨大な量になってしまうので
機会を見て(執筆者の体力があれば…)またご案内したいと思います。

アンナ
アンナ

この記事を読んで上手くイメージ画像が出来た!と言うご感想を記事コメントやTwitter(X)等でつぶやいて頂けると執筆や活動のモチベーションが上がります🙇‍♀️
ぜひご感想をお待ちしております!

Nova Skinの「Wallpapers」テンプレートを参考に見てみる

※2024年4月現在Wallpapersが機能復活しているのを確認

おまけとして、現在は利用できませんがテンプレートを見ること自体は出来るので
構図の参考にオススメ…NovaSkinを使ったイメージ画像、壁紙のテンプレートの見方をご案内します。

ブラウザ検索で「NovaSkin」、もしくは下記のリンクからNova Skinというサイトへ飛びます。

Nova Skin - Minecraft Skin Editor
実際のNovaSkinのTop画面

「NovaSkin」に飛ぶと上記画像のようなTop画面が表示されます。
もはや説明不要かもしれませんがこちらはMinecraftのオリジナルスキン(Skin:プレイヤーの見た目)を直感的に制作できる有名なツールです。

今回の内容ではスキンの制作について触れませんがご興味がある方はオリジナルスキンの制作もこのNovaSkinを利用すると良いでしょう。

Wallpapers内で好みのテンプレートを探す

本題に戻りますが今回は壁紙(Wallpapers)のテンプレートを拝見するのが目的なので
NovaSkin上部メニューから「Wallpapers」を選択します。

実際のWallpapersの画面

「Wallpapers」のページに飛ぶと上記画像の様な場所が表示されます。
既に画像に表示されているテンプレートの構図はどこかでチラホラ見かけた事がある物も見受けられるのではないでしょうか。

表示されているテンプレートの画像には何やら緑や青等カラフルなクラフター(スキン)が表示されていますが
本来ならここにお好みのご自身のスキン(マインクラフトの姿)を当てがって壁紙を作っていきます。

テンプレート探しの翻訳例

「Wallpapers」には世界中の有志デザイナーによって様々なテンプレートが登録されており、
実際にどのような構図の壁紙があるのか見て回るだけでもMineimatorでの制作の参考になります。

上記画像の翻訳を参考にそれぞれタグやキーワード、何人撮用の壁紙、最新順か古い順か、等表示を切り替えて
お好みのテンプレートを探してみましょう。※2023年12月現在、テンプレートを検索する機能までは使う事ができます。

試しに検索ウィンドウに例として「strider(ストライダー)」と打ってテンプレート検索します。

「strider」でテンプレート検索した例

するとストライダーが壁紙にいるテンプレートが2通りだけ表示されました…。

ストライダー君
ストライダー君

なッ…!

アンナ
アンナ

ストライダー君ってグッズ化もテンプレート化もあまり恵まれていないのかな…

…因みにマイクラの”顔” クリーパーは登録されているだけで30以上…

ストライダーのテンプレートの少なさはさて置き、
以上がNovaSkinのWallpapersテンプレートの閲覧方法でした。

アンナ
アンナ

テンプレートを参考にするもよし、完全オリジナルの構図を作るも良し、
Mineimatorを使って思い通りのイメージ画像や壁紙づくりを楽しんでくださいね♪


参考元URL
https://www.mineimator.com/
https://note.com/harujun214/n/n70d7a7e397c6
https://minecraft.novaskin.me/

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