【マイクラで酔う】3D酔い・画面酔いを対策する【Minecraft/JAVA・統合版】

お役立ち情報

概要説明

【このブログ記事の内容で分かる事】
マイクラで起こる3D酔いの対策を把握する。

皆さんこんにちは!
当ブログ案内役のマインクラフト大好きアンナです⛏

今回はマイクラの様な3Dゲームの宿命?
「3D酔い(ゲーム・画面酔い)」について見て行きます!

しっかりと酔う原因を把握し画面設定を適切に行えば
必ずプレイ環境は改善するのでぜひ参考にしてみてくださいね!
※イラスト提供:ミラさん

3D酔い(ゲーム・画面酔い)とは

そもそも3D酔いとはどう言ったものなのでしょうか…?Wikipediaより引用し確認しましょう。

3D酔いが起こる原因については現在もはっきりしてはいない。視覚によって得られる動きとそれ以外の身体感覚によって得られる動きの感覚の相違(例えば視覚上では動いているはずなのに身体は実際には動いていない)によって乗り物酔いと似た症状に至ると考えられている。船酔いも含めての仮説として、視覚と三半規管で認知されるバランスが異なると、脳が幻覚を見ていると誤認してしまうことが挙げられている。人間が幻覚に陥る原因として最も高い可能性は服毒であり、人間の進化の過程で生存本能として幻覚=毒=嘔吐という生理反応が起こっているのではないかと推測されている。長時間船に乗ったり、ゲームをプレイし続けると酔が収まるのも脳の学習機能であると考えられる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/3D%E9%85%94%E3%81%84 より引用

上記を嚙み砕いて解釈すると…

3D酔いの原因ははっきりしないが
見ている情報身体の状況の感覚ズレから乗り物酔いと似た症状になると思われる。

脳がズレを感じると幻覚を見ていると認識し 生物としての経験上、幻覚は”毒”によって引き起こされてると判断して毒を体外に出させようと吐き気を促す…

アンナ
アンナ

画面酔いや乗り物酔いのルーツが人類の生物としての生存能力にまでさかのぼると考えられているなんて…!

3D酔いが発生しやすいプレイ環境

また上記Wikipedia内にて3D酔い(ゲーム・画面酔い)が発生しやすい主な状況として…

  • 部屋が暗い
  • 画面が小さすぎる、もしくは大きすぎる
  • ゲーム画面(カメラ)の動きが激しい
  • 3Dモデリングが歪んでいる
  • 長時間プレイ等による”疲れ”
  • ゲームの操作に慣れておらず意図しない方向にプレイヤーが動いてしまう

と言った理由を上げています。
確かにどの理由も考えてみれば何かしら私達の感覚に影響を与えそうではありますよね・・・?

アンナ
アンナ

「部屋が暗い」なんてまさしく「ポケ〇ンショック」以降のTVアニメの注意喚起を連想しますね? テ、テ、テレビを見みるときはぁ♪

ストライダー君
ストライダー君

年代バレるのでやめた方がいいですよ…

茶番はさて置き、上記理由を基にMinecraftではどういった対策が出来て具体的にどう設定するのか
解説して行きます。

尚、今回の設定はMinecraft「JAVA」Edition1.19.4を基準としています。
過去のバージョンではデフォルトで設定できない場合もございますのでご留意ください。

明るさを調整

まず最初に「部屋が暗い」と言う理由がなぜよろしくないのか見てみましょう。

マイクラに限らず、ゲームを映し出す画面やモニターはそこそこ”強い光”を発しています。
そして部屋が暗いと当然、画面やモニターの後ろ側は暗くなります。

強い光を出す画面と、後ろの暗い空間(壁)にはかなりのコントラストが生じます。
※コントラスト=明るい部分と暗い部分の「明暗の差」

明るい箇所と暗い箇所を無意識に目が調整を繰り返す。

コントラストの幅が大きいと目がその明暗の差に対応しようと調整を繰り返してしまい
眼精疲労などの「ストレス」が生じてしまいます。

部屋が暗い → 画面の後ろが暗い → コントラストの差が激しい → 目にストレスが溜まる…
と言う具合にストレスが蓄積しやがて「3D酔い」の要因になります。

ところで映画館は場内は暗くして視聴するスタイルですよね?

これには理由があって…
テレビやPCモニターが自ら強い光を発光しているのに対し、映画館のスクリーンは『映写機』でスクリーンに映しているので映像自体が発光している訳ではないのです。

モニターの様に発光していないのでコントラストの差による眼精ストレスを受けにくいとされています。

単純に部屋を明るくするだけで良い?

では周りが暗いのが良くないのが分かったところで部屋の電気をガンガンにつけると…?

モニターの種類、角度、電気の位置にもよりますが…
電気の光が画面に反射して画面が見えづらくなり余計にストレスを感じる事があります。

この見えづらさや不快感を生じさせるような「まぶしさ」をグレア(glare)と言います。

グレアが生じない角度に電気の位置や画面の角度を調整出来れば良いのですが
モニターの角度を変える事でかえって見にくくなる… という事も十分起こります。

そこで、もし手元に手頃な照明や予算に余裕があれば
画面の後ろに間接照明を壁に向けて点灯させる方法等もあります。

この方法なら画面と後ろの壁のコントラストの差を解消できますね!
それを踏まえて…次の設定を行います。

ビデオ設定で明るさを調整

マイクラの「設定」から「ビデオ設定」→「明るさ」を調整しましょう。

統合版は「設定」→「ビデオ」→「明るさ」

ゲーム画面が暗いと、どうしてもよく見ようと画面を凝視してしまいますし、
明るすぎても目に負担がかかります。

画面周りの明暗を考慮しつつ、自身がプレイしていてストレスを感じないレベルに調整してください。

ゲーム画面の大きさ

ゲーム画面が小さすぎると注視してしまい疲れます。
逆に大きすぎると視界が独占されて錯覚を起こしやすくなりこれもストレスが溜まります。

フルスクリーンを切り替える

マイクラはデフォルトのキーボード操作であれば「F11」
「フルスクリーン」「ウィンドウモード」に切り替える事が出来ます

画面の大きさを変えようと物理的にモニターを買い替えるのはおいそれとできる事では無いので
まずはこの「F11」でフルスクリーンとウィンドウモードを切り替えて調整しましょう。

ウィンドウモードであればゲーム画面の”端”をマウスでドラッグすれば任意の大きさに変更できます。

画面との距離を適切に

画面との距離が近すぎると上記したように視界が独占されて錯覚を起こしやすくなります。

画面との距離が適切であれば目の視点の移動が抑えられ錯覚を起こしにくくなります。

視野も調整

上記で「F11」を使って特にフルスクリーンからウィンドウモードにした時など、
特に如実に実感するのですが…


視野が広いままの設定だと画面端が歪んでしまい、これも酔いの原因になります。
冒頭で述べた画面酔いの理由の1つの「3Dモデリングが歪んでいる」が当てはまります。

この視野も「設定」からすぐに変更できるので
ご自身と画面の大きさに合った視野に調整します。

視野の標準は70に設定されています。

統合版は「設定」→「ビデオ」→「視野」

視野最大時の見え方
視野70(標準)の見え方

視野の違いで画面の”歪み”が違うのがお分かりいただけますでしょうか?
視野が広い方が広範囲を見渡せて何かとゲーム上は有利なのですが、
3D酔いしてしまっては元も子もないですし…

視野が狭すぎるとあちこち視線を回して辺りを見ようと画面の移動が増えるので
それはそれで画面酔いに繋がります。

ですので視野はしっかりと調整しましょう!

視野は狭くするとマイクラで遠くを見るアイテム「望遠鏡」とほぼ同じ効果が得られます。
記念撮影などのスクリーンショットを撮る時は視野を都度変化させるとより綺麗に撮影できるので状況に応じて視野を使い分けると良いでしょう。
↓後ろの物と撮影する時は視野を狭くすると相対距離が近くなります。

ゲーム画面(カメラ)の動き

上記の視野の調整で「視野が狭すぎると画面の移動が増えてそれはそれで酔う」と言う説明をしました。まさにゲーム画面の動きが激しい状況ですね?

画面の動きが大きく激し過ぎると酔う原因になりますので視野に引き続きこちらも調整していきましょう。

マウスの感度を下げる

ESC → 設定 → 操作設定 → マウス調整 → マウスの感度から
マウスを動かした時の視線の移動量を調整出来ます。割とこれ重要です

統合版は「設定」→「キーボード&マウス」
→「感度」

こちらも感度が良すぎる(JAVA版では感度最大で猛スピード!!と表記されます)と
マウスを少し動かしただけでグワングワン視線が移動するので画面酔いの原因になります。
※画面酔いの理由の「意図しない方向にプレイヤーが動いてしまう」に通ずる設定でもあります。

感度が低すぎると(最低感度で”あくび”と表記)すぐに視線が思うように動かせず、
敵モブとの戦いで不利になる可能性もあります。

マウスの感度は高すぎず、低すぎずの無理のない範囲を選択しましょう。

ぜひゲーム実況者の方もこの「マウス感度」の設定は
視聴者が画面酔いを起こして配信を離脱してしまう…という事故を防ぐ為にも
今一度あらためて調整してみましょう!

アンナ
アンナ

私も時々Minecraftのゲーム配信を行うので視聴者さんが画面酔いしないよう

このマウスの感度の設定、少しゆっくりかな?程度に抑えています。

自動ジャンプ:オフ

マウス設定と同じく ESC → 設定 → 操作設定 から「自動ジャンプ」のオンオフを切り替えれますが
こちらもこだわりが無ければオフにしましょう。

自動ジャンプは1ブロック分の段差に触れた時に自動でジャンプをする機能ですが
画面も余計に動きますし、意図せずプレイヤーが動き、誤動作でミスして落下(経験済み)
等々、画面酔いに対してプラスになる要素がほとんど無いのでオフにしましょう。

3Dモデリング(画面)が歪んでいる

先ほどの視野の画面端の歪みもそうでしたが…”歪み”や”揺れ”は特に3D酔いに直結します。
設定でオフに出来る物は全てオフにしてしまいましょう!

画面の揺れ:オフ

いかにも酔いそうな設定ですが 設定 → ビデオ設定 から出来るだけ早めにオフにしましょう。
個人的にこれが一番マイクラで3D酔いしてしまう原因だと思っています。

統合版は「設定」→「ビデオ」→
「画面の揺れ」

マイクラではよりリアルに人体の動きを再現しようと、歩いた際の体の左右の揺れを再現しています。

この揺れはボディーブローのように確実に酔いダメージを蓄積させますので
こちらもこだわりが無いならオフが鉄則です。

画面の歪み:オフ

こちらも同じく 設定 → ビデオ設定 から調整できるのでオフにしましょう。
画面の歪みとは一番分かり易いのが「ネザーゲート(ポータル)」に入った時に
画面がグワングワンなるアレです。

ネザーを行き来するたびに酔いダメージが蓄積されるので早めにオフにしましょう。
※この記事の執筆時点では統合版にこの調整機能は確認出来ませんでした。

視野の変化:オフ

視野の変化とは…
先ほどの「ゲーム画面の大きさを調整する」でも触れたような
視野の調整で画面端の歪みが自動で起きるか…の切り替えです。

主にCtrlを押してダッシュした時に視野が”グワン”となる視覚効果です。

統合版は「設定」→「ビデオ」→
「プレイ中の視点変更を許可」

これもダッシュをする度に画面がグワングワンしていては画面酔いに襲われるのでオフにしましょう。

右→の画像は視野の変化をオンにしてダッシュした状態です。
視野が広がって見える情報が増えてますがその分画面が歪んでいます。

3D酔い対策『番外編』

クロスヘア・ターゲットマーク(シール)を活用

FPS等の画面が激しく動くゲームでは時折耳にする対策ですが
画面の中央に表示される「ターゲットマーク(クロスヘア)」を意識すると酔いにくい、という物があります。

試しにこのクロスヘアを意識してマイクラの視点を動かすと分かるのですが
ここの十字だけ固定されているので視点をあちこち動かさずに済み画面酔い防止に効果があります。

逆に「F1」でUIの表示をオフにするとこのクロスヘアも表示されなくなるので
またその状態で視点をマウスでグリグリ動かすと…「うっ・・・」と来るものがあります。

つまり視点を動かしても画面内に動かない物があるならそれを「ガイド」にすると画面酔いに一定の効果が期待できます。


実例

私の別チャンネルの事例で恐縮ですが…

山岳マラソンで撮影した映像を使用した動画シリーズで
走りながら撮影していたため、どうしても揺れてしまうので下の画像の様に、
画面中央に画面酔い防止用のアイコンを表示させました。
→実際の動画で確認してみる

画面中央に画面酔い防止用のガイドを表示させる例

現状、画面酔いした…というコメントは頂戴しておりませんし、
特に画面酔いに弱い身内に視聴してもらったところ、「これは効果がある!」と良い評価を得ました。

ターゲットマークやクロスヘアが表示できない場合、
物理的に画面にガイド用のシールを貼ってしまうのもおすすめです。

市販薬の酔い止めを飲む

この方法は私個人では試してはいないのですが
画面酔いしやすい人はゲームを始める前、事前に酔い止めの市販薬を飲んでおくと良い

と、よく言われます。

実際私の周りの配信者の方でも画面酔いしやすいという方は「事前に酔い止め飲んでおいた!」
…というお話しも聞きます。

酔い止めの市販薬がなぜ効果があるのかと言うと
吐き気や嘔吐を抑える抗ヒスタミン薬や、自律神経の興奮を抑えるといわれる副交感神経遮断薬
が含まれているから…らしいです(私は薬剤師では無いので断定は避けておきます)

ゲームに慣れる・小まめに休憩を

ここまで考えられる原因やマイクラの設定で対処できる対応策を見てきましたが
マイクラの操作に慣れていないとどうしても意図しない動きをしてしまったり、
ゲームの画面そのものに慣れていないので大なり小なり酔いの症状が出るのは仕方ないと思います。

話は少しそれますが…

バレリーナやフィギュアスケートの選手があんなに激しく回転するのに
なぜ目を回さないのか?というと

日頃の練習や鍛錬で三半規管が鍛えられ、脳から目の動きを止める命令がだされ
目が回らないようになっているそうです。

鍛錬…と言うわけではありませんがマイクラでも徐々に徐々に体を慣らせていけば
その内画面酔いが気にならなくなってくると思います。私もそうでした。

ですがもちろん、無理は禁物ですので画面酔いの兆候と言われる

  • あくび
  • 疲労感
  • 眠気

を感じたら無理せず休憩や仮眠を挟むようにしましょう。

画面酔い・3D酔い対策まとめ

マイクラ内の設定

  • 設定→「ビデオ設定」→「明るさ」で画面後ろのコントラストの兼ね合いをみて調整
  • F11でフルスクリーンとウィンドウモードを使い分ける
  • 設定 → 視野設定を調整する
  • 設定 → 「操作設定」 → 「マウス調整」 →マウスの感度を調整する
  • 設定 → 「操作設定」 → 自動ジャンプをオフ
  • 設定→「ビデオ設定」→ 画面の揺れ:オフ
  • 設定→「ビデオ設定」→ 画面の歪み:オフ
  • 設定→「ビデオ設定」→ 視野の変化:オフ
  • 画面中央のクロスヘア「+」を意識する

プレイ環境を見直す

  • 部屋の明るさ≒ 画面、モニターの後ろの暗さを間接照明等でカバーする
  • 画面との距離を適切に保つ
  • クロスヘアで足りない場合は別途ガイド用のシール等を貼る
  • 市販の酔い止め薬を事前に飲む
  • ゲームの操作に慣れる
  • 無理せず休憩する
アンナ
アンナ

今回は以上となります!

ぜひ各設定を見直して画面酔い知らずの快適マインクラフト生活を⛏✨

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